私は高校時代、工業系の学科がある学校で、土木と建築の勉強をしていました。そこで学ぶうち、具体的に建設会社で働きたいと思うようになったのですが……正直に言うと、どんな仕事をするのか、何もイメージが湧かないまま川野建設に入社したんです。

ですから、入社した当初は驚きの連続であり、勉強させられることの連続。現在は主に現場に出て、安全管理、施工管理をしていますが、実際の現場は、学校の勉強の何倍も学べることが多いと感じています。今の仕事で大事なのは、作業の流れを把握し、先を見越して準備をすること。まずは今の仕事をしっかりできるようになること。そして次のステップに進めるよう頑張りたいと思っています。

入社して２年目には大きなトンネル工事を経験しました。作業員の方も含めて20名くらいのチームで、長期間に渡り一緒に仕事すると、絆のようなものが生まれたのを感じました。それだけに、工事が終わったときの感慨はひとしお。やりがい、充実感というものを感じることもできました。

以前、作業員の方が怪我をしてしまったことがありました。その経験から、点検、安全確認を慎重に行うように心がけているのですが……そのときは、すぐに上司に報告し、対処してもらったことを覚えています。そのほかにも、先輩や上司に相談に乗ってもらったことも、とても多いです。そういう意味では、自分も後輩にとって、頼れる先輩になれるよう頑張らなければいけないな、と思っています。

川野建設への就職することが決まって、実際に入社するまでは不安な気持ちがありました。一番の心配ごとは私自身、コミュニケーションが苦手だということです。会社の人はもちろん、現場で働く人たちとうまくやっていけるのか、とても不安でした。でも、いざ現場に飛び込んでみると、苦手なりに人と話して、仕事を進めることができています。新しく入社する方の中には、私と同じように不安な気持ちで入ってくる人も多いと思いますが、上司や先輩も助けてくれますし、意外と慣れるものだ、ということを伝えたいです。

休日は音楽を聴いたりしながら過ごしています。好きなジャンルはメタル系。いまのところ、社内に音楽が趣味の人はいないので、同僚に趣味友だちができると嬉しいな、と思っています（笑）。